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養子縁組

デンマークに行く前に、勉強していた英会話。なにしろ、事前に英語ができなかったら強制送還すると脅されていたので必死に勉強していきました。その甲斐あって、英語には問題なく、デンマーク語にも手を出せる余裕ができました。

その英会話、やはり日本にいると使わないため、忘れてしまいそうです。帰国後1年たってからまた英会話の勉強(個人レッスン)を再開しました。レッスンの内容は、まず、"What's new?"からはじまり、時事英語を読んで(簡単なもの)それについてdiscussion するというものです。

先日、日本でも話題になった「赤ちゃんポスト」を取り上げました。

その中で「日本では中絶が多い一方で、養子縁組が少ない」との話になり、養子縁組について、先生からアメリカではとてもポピュラーで、waiting listが結構長い、というような話を聞きました。アメリカでは、他国からの子供と養子縁組をすると、その子が大きくなって、自分のルーツやアイデンティティについて悩まなくてもすむように、週1日は生まれた国の言葉や文化を勉強するために学校に通うそうです。

で、デンマークはというと、中絶についてはよくわかりませんが、養子縁組はアメリカと同様、とてもさかんに行われていて、街を歩いていると、デンマーク人(それも若いカップル)が黒人の赤ちゃんを乳母車に乗せていたり、抱いていたりするのを割りとよく見かけます。私がお世話になった、rolferも子供を2人育てたあと、さらに養子をとって育てた、と言っていました。デンマーク人は子供を育てることをとても楽しむ国民なのです。だから、結婚していようがいまいが(書類上)子供ができたら、わりとすんなり受け入れて育てるようです。それもやはり教育費が無料、という国だからというのは大きいと思います。

でも、アメリカのような教育システムはなく、デンマーク人として育てるため、子供は自分のルーツについて、成長してから、悩むこともあるようです。

日本はあまり養子縁組が盛んではありませんが、なぜなのでしょう。まず、血のつながり、というのをとても重要視することがあるのではないかと考えます。自分が産んだ子供、とか自分の血が流れているとかわいい、と思う。そうでない子は他人の子、的な考えがあるのではないでしょうか。

産みの親より育ての親、って言いますよね。日本人ももっと養子縁組の制度を利用できるようになれば、産んで、赤ちゃんポストに入れるならともかくも、ゴミ捨て場に捨ててしまうような、悲しい事件もなくなると思うのですが、どうでしょう。

でも、まずそれ以前に、子供を育てるのにお金がかからないような国家になることが重要だと思います。

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